スペースシャワー列伝 噛噛(カムカム)の宴@渋谷クワトロ

見てきました。目当てはAPOGEEとBaseBall Bear。感想は箇条書きで。

地元仙台から上京参戦。ソウル系のロック、かな?でも青々な感じ。あと20歳若ければ心に響いたかも。最後の曲「to be or not to be」の詞はなかなかよかった。人生「やれるかやれないか」だけなんだ!みたいなイズムは分かる。

今回のお目当ての一つ。「ゴーストソング」しか知らないけど、ほかの曲はどうなんだろう?みたいな。・・・結論、ほかの曲も全部よかった!やばい、この人らの出すグルーヴとおれの血のリズムがめっちゃ合う!かなーり気持ちよくなってしまいました。
不気味なアナログシンセの音圧。ぶっといなんて言葉じゃ足りないベースの音(たぶんウッドベースだよね)。澄み、かつ艶のあるボーカル。醸し出す雰囲気・・・全部好きかも。これはアルバム出たら買いですね。

ゴースト・ソング

ゴースト・ソング

  • Baseball Bear

ボーカルがふかわりょうぽかった(笑)MCの肝心なところで噛むところとか特に。なんてことは置いといて。このバンドは「GIRL FRIEND」って曲が気に入ってたので、楽しみにしてたんだけど…ほかの曲はたいしたこと無かった?感じが。ドラムはちょっと狂ってて面白かったけど。「GIRL FRIEND」と「ELECTRIC SUMMER」の2曲はよかった。この路線でもっとキテる音出して欲しいな〜。どっか学祭バンドなノリがあるなーと思ってたらバンド結成のきっかけが学祭なのね。もうひと剥けふた剥けして欲しい感じ。

ぜんぜん知らなかったのでどんなかなー、って思ったら・・・すごかった!なにこのハイトーンボイス!はかなげで切なくて、あっという間に場を支配しましたよ的な。しかも・・・詞の内容がすごい・・・クリティカルな・・・この世界のクリティカルで、抜き差しなら無い絶望と、絶望だけではない何かを歌っている。希望とは簡単に言えないもの。手に取れない何か。すくい取ろうとするだけでも消えてしまいそうな、はかない何か。でもそれさえもなかったら、この抜き差しなら無いクリティカルに絶望的な世界で、おれたちはどうすればいいんだ?そんな切なさがビンビンきました。

PERIDOTS

PERIDOTS

PERIDOTSがあまりにも良かったので未見(ぉぃ)っていうかthe ARROWSは最初から合わないのが分かっていたので最後まで見る気ナッシンだったのでした。

とまあこんな感じ。こういう新らしもの漁りのライブもたまにはいいものですね。これからも漁りに行きたいです。