仕事。件数は目標に達しなかったけれど、内容的には充実。超超超初心者のおじいちゃんのたどたどしいなんてもんじゃない説明から、状況を把握して改善に導いた。電話だけであれを改善できたのは、自分でもすごいんではないかと思う。人によっては「お客さんの言ってることが意味不明」とさじを投げたかも。あと、まったく未知の型番をおっしゃるお客様のパソコンをgoogle検索で把握し、さらにとっくの昔に販売終了しているソフトについての対応状況を確認もした。一度そのソフトの対応を行ったことがあったんで(はっきり言って超レアな案件だそう)、対応することができた。なんか自分の能力で問題解決をした、という充実感があり、まあいい1日だったと思う。残念ながらお金には結びついていかないんだけどね。
帰りに吉祥寺で途中下車、ロフトで文房具を買う。ついでにいろいろ見ていたが、なんだか自分に物欲がなくなっていることに気がつく。ヲタク的物欲は相変わらず全開なんだけど、いろんな雑貨とか服とか家具とかそういったもの。なんていうか、お店にたくさんの商品があって私に買われようとしていることとか、そういったものが集積している「都市」とか「消費社会」とか「資本主義」とか…そういった根底のものから、嫌気がさしている感じだ。
たとえば街のいたるところに掲げられた看板や広告やティッシュ配りやクーポン券といった営業努力や。そういったもの全部がウザい。自分の欲求を誘導しようとしたり、混乱させるすべてのものがウザい。ヲタク的物欲は思いっきり純粋なんだけどな。欲しいか要らないか。自分という個性を基に瞬時に判断される。だから迷わないんだけど。かといって生活全般にスタイルを持ち惑わされないように、ってのも疲れる。けれど誰かのスタイルに乗っかって真似っ子もしたくないし。
結局は自分のライフスタイルが定まらないがゆえのウザさなのか。うーむ、よう分からん。とりあえず、ウザいのだ。