仕事。目標達成。このペースで電話とっていければいいなあと思う。今月こそは、なんとかしたいのだ。今の状態は不本意だからね。
と思っていたら業後にリーダーに呼び出され、件数について指摘。今後集中してみていくから、と言われてしまう。ううう。まあいいさ、今月こそなんとかしてやるさっ。
水曜日はおもしろいテレビがない。ってことで最近はまっているアニメについて書きます。フリクリ、というアニメです。ストーリーはハチャメチャ。ふつーの小学生、ナンダバナオ太くんの前に現れた謎の家政婦ハルハラハル子にバイクで轢かれ、ギターで頭をぶん殴られる。そのことから突如非日常な世界に巻き込まれてしまう。頭からツノが生えて、そこからロボットが出てきちゃったりロボットに取り込まれて謎の兵器と戦っちゃったり、宇宙から来た謎の爆弾を逆転ホームランしちゃったり。もう書いててもなんだかわけわかんないです。そのわけわかんなさ、なんでもあり加減がおもしろいんだけどね。ある意味「うる星やつら」のノリに近いのかも。
フリクリのおもしろいところは、なんつっても映像だ。ストーリーの意味がぜんっぜんわかんなくても、見ているだけで楽しい。動きが面白いのだ。アニメの根本的な面白さ、動きの面白さがある。ストーリーについて理解するにはヲタク的文脈の理解や日本固有のドメスティックな知識が必要だが、映像を見ていて面白い、というのは世界中誰が見ても感じられると思う。カナダ・モントリオールで開催された「ファンタジア映画祭」にて、観客投票部門のベストアニメーション映画賞・銅賞を獲得しているのも、そんな理由からだろうと思う。
その映像の面白さを増幅せしめているのが音楽だ。劇伴と言ってしまうのが適切なほど、かっこよくぴったりとハマっている。センシティブでエモーショナルなロック。楽曲を提供しているのはthe pillowsだ。むそーはこのthe pillowsの音楽も好きなので、感性にピタリとはまってしまった。監督の鶴巻和哉氏は「「絵が動いていて、そこに音楽があって、その相乗効果」という、理屈じゃない生理的な面白さ、快感がある」とFRAMS/あなたとわたしのGAINAX(http://kodansha.cplaza.ne.jp/gainax/tsurumaki/index.html)の中で語っている。そしてそれを実現できている。
動きが面白いアニメーションと計算されピタリとはめ込まれた劇伴。これが気持ちいい映像にならないわけがない。だから何度も何度も、見たくなります。
興味があれば一度レンタルでもいいので見てみて欲しいです。日本のアニメーションはスタジオジブリだけじゃない。ある意味、日本のアニメの最先鋭がここにあります。っていうか気持ちいいから見てみて!