キングコング、見てきました。

いま[movie]ってジャンルを作ろうかな?と思ったんだけど、そんなに見ないしねえ、映画。以前見た映画は邦画「ローレライ」でした。
さて、キングコングですが。おもしろかったですわーこれ。これはね、ほんと主人公はキングコングナオミ・ワッツですね。なんというかこの二人(?あえて二人、と言いましょう)の心の通わせあい(ラブストーリーとぎりぎり言ってもいいかもしれない)の物語、でした。プラス、スカル・アイランド(髑髏島)でのアドベンチャーですね。いやー、ほんといまのテクノロジーってすごいね。どんな架空の生物もコンピュータで全て作り出して、ブルーバックで演技した役者と寸分たがわず合成して、ありえない世界を作り出してしまう。メイキングDVDが出てるみたいですが、思わず欲しくなりますよ。いったいどうやって作ってるんだろう???って。

あと、キングコングのアクション。暴君竜(ティラノサウルス)3匹とのバトルシーンなんて、アン・ダロウことナオミ・ワッツを持ち手を変えながら握ったままバトってますしね。どうゆう流れになっているのか、DVD買って何度も見たいですね。写真はこれ、パンフレットの中にあったイメージボードね。

そのあとの谷の間の蔓にからまっての空中戦とかもねー、よくこんな手に汗握るアクションの、コンテを書いたもんだ!ってびっくりです。ブロントザウルス&ラプトルの群れに救助隊メンバーが追いかけられるシーンとかもド迫力の映像でごまかしちゃえる感じなんだけど、でもそれぞれ恐竜の動きも人の動きもちゃんと計算されているように見える。つまり、ほんとにブロントザウルスやラプトルに追っかけられたらどうなるか?それはこんなだ!ってのを見せられてるんですよ。絵空事なんだけど絵空事じゃない。ほんとにそういうことがあったのを撮ってきましたって感じ。
で、最後はニューヨーク、エンパイアステートビルでの悲しい結末。すっごいエンターテインメントのあとは感動と、「人間の欲望ってのは、なんだかなー…」っていう、考えさせられる部分と。うん、とてもいい映画です。3回もリメイクされるだけの理由はありますよね。
これ見ながら途中おしっこ行きたくなっちゃって集中して見れなかったし、途中席立ってトイレ行っちゃったので…これはDVD買っちゃうかもです。さすがピーター・ジャクソン監督。あ、そうそう映画監督役で出てたジャック・ブラック、どっかでも見たなーと思ったら、依然これも映画館で見た「スクール・オブ・ロック」の人でした。彼がまた映画興行の世界で一山あててやるぞぉお〜っていう欲望でぎらぎらした感じを好演してましたね。