なんとなくいやだけど使ってしまうね

iTMSのお話。えーとiTunes Music Storeね。これは最近スカパー!でSpace Shower TVとかMTVとか見てる影響も大きいけど、CD買うほどではないけど欲しい曲に出会ったりしてしまう。最近だとHAWAIIAN6とかSheryl Crowとか曽我部恵一とか。で、以前アップルストア渋谷開店まもなくの頃に覗きに行ったときに、5曲フリーダウンロードできるiTunes Musci Cardをもらったんですよ。なので、ついダウンロードしてしまいました。
Hi-Standard横山健pizza of death recordsのwebサイトで言っていたけど、やっぱり音楽ってディスクありきだと思うんです。レコード、CDね。音楽っていまや「データ」として取り扱いできるし、それでも十分という意見は分かるんだけれど、「ディスク」っていう物理的存在があるって、やはり意味がある気がする。ディスクという物理的存在が並んでいるレコード屋さん、そこへいってディスクを手に取ってジャケ買いしたり試聴したり。そういう「ディスク」という物理的存在を売っているレコード屋さんというものにはとても意味があると思うし。ほんとに好きな音楽はやっぱり「ディスク」として持っていたい。結局はPCに取り込んでMP3やAACにしてiPod miniで持ち歩いているんだけれど。もちろんWinnyでタダでダウンロードしまくり、というのはむそーの性に合わない感覚です。ま、是非はともかく。
で、iTunes Music Storeですが。最近何曲かダウンロードして聴いてますけどね、どうなんでしょう。あ、もちろんCDをレンタルしてきてPCに取り込んで…ってこともやりますけど、なんか「ディスク」という物理的存在を取り扱わないと音楽の存在感がリアルに感じられないような、そんな気分がむそーにはあります。なんていうか、結局古い人間なんでしょうね。なので、これからもあまりiTunes Music Storeは使わない気がしています。やっぱり音楽は「ディスク」として触れるものであってほしい。昔カセットテープにレコードやCDからダビングしてテープを大量に持っていたり、CDをたくさん買っていたりしたときのあの豊かな感覚。物理的存在の「量」としての豊かさみたいなものを感じながら音楽を楽しみたい。その気持ちが「もはや音楽はデータでありさせすればいいでしょ、データとして販売する時代でしょ」っていうiTunes Music Storeに対するむそーのささやかなアンチテーゼなのです。