そう、ここは2丁目。

アキバから新宿へ移動して。銀座線赤坂見附経由新宿3丁目下車。2丁目交差点のドトールへ入って、しばらくお勉強タイム。ブレンドLとジャーマンドッグ。
ところでむそーはいつも、ジャーマンケチャップ抜きを頼むのだが、このくせって地元のドトールが「ケチャップ・マスタード両方付けますか?」って聞いてきたことに始まってる。んだけど、他のドトールで「ケチャップ抜いてください」って言うと怪訝な表情をされる。むそー的には吉牛の「つゆだく」と同じくらいの「ほぼオフィシャルな裏メニュー」的なつもりだったんだけど、そうでもないみたい。じゃあ地元のドトールは、なんであんなことを聞いてきたんだろう。毎回頼んでてもごく自然に「分かりましたー。ジャーマン、ケチャップ抜きで」って応対されてたんだけどなあ。
テーブル席を確保してお勉強に没頭していると、男性二人組が隣の席に座った。ま、どこにでもいそうな普通の青年。と思いきや。
「2日間で3万使っちゃった。彼氏に貢いじゃって〜」…えっとぉ〜、ゲイの方でした(^^;うっはぁ〜、そうだった、ここはかの有名な2丁目でやんした。思わず勉強に集中しながらも耳はダンボに。150万借金あって、お金稼ぎた〜いと一方の彼。「売り、やろうかしら」「やめときなさい」「このくらいの時間が一番売れるのよね」「そうなの?」「5時過ぎるともうだめよ」
うわー、めっちゃ記憶に残ってるなあ〜あはは。むそーはノーマルの人なので、自分がそういう性の商品として「売れる」ということを考えることなんてありえないのですが、彼らはそういうマーケットのなかに身をおいて、それで生計を立てているのであって。そういう人たちの日常ってどういうことなんだろう?って思うんです。
自分が性的に商品価値があるということ。それを「売って」お金を稼ぐということ。いっぺんそういう仕事に自分をやつしてみれば、たとえば知的労働や肉体労働と実はさして代わりがない、と言えるかもしれない。どうなんだろう。ちょっと想像できない世界です。