絵本選びは楽しい。

病院の後、近くのエクセルシオールカフェで休憩。いま、公共料金や家賃の支払いを三井住友銀行に移行する計画を立てており、その書類関係が木、金にかけてどさっと来た。こういうのは家にいるとなかなかやらなくなって放置してしまうので、かばんに入れてきたのだ。それを取り出して記入できる項目に記入し、不明な点は電話で質問する。その仕事を片付け、久しぶりに創作モードへ。iBookちゃんも連れてきたので開いて、一編の詩を綴ってみる。となりではなにかパーティーの企画だろうか、若者4人があーでもないこーでもないと打ち合わせ中。うるさくなってきたので外へ出た。
すこし買い物、ってことでLOFTへ。ゴミ箱(燃えるゴミ、不燃ゴミ、ビンカン3つの扉があって分別できるような)を探してみたんだけど、結構いいのがない。アンドお高い。その他ぐるぐると見て、そういえばこないだ家に友達が来た時パスタを食べたんだけどフォークがなくて困ったよなあと思い出し、フォークを買う。
そのあとジュンク堂書店で絵本を見る。友達の子供さんへのプレゼントだ。友達の子供へ誕生日プレゼントをあげるときは絵本をあげるのが多い。自分も本が好きだったし、子供には本の世界が必要だと思っているから。道徳的なものよりは、ちょっといけない、わくわくした感じの内容のものがいい。あれこれ探していたら昔読んだ「スイミー」の絵本と再会する。懐かしくて全部読んでしまった。

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

赤くて小さな魚たちの中で一匹だけ黒いスイミー。小さい魚たちは大きい魚に食べられてしまい、スイミーだけが生き残り、大きな海を旅をする。くらい海、幽霊みたいなクラゲ、大きなうなぎ…きれいな挿絵を見ていると自分がスイミーになったような気持ちになってくる。その驚きと不安とが小さなスイミーと大きな海との対比で描かれている。旅をしているとまた赤い小さな魚たち…仲間と再会する。大きな魚を恐れて岩陰に固まっている仲間たちにスイミーはみんなで固まって、持ち場を守って、一匹の大きな魚みたいに泳げば怖くないよ、と言う。「ぼくが、目になろう」スイミーと仲間たちは一匹の大きな赤い魚みたいになって、大きな魚も恐れず泳ぎ回れるようになった…
いいなー、スイミー。スイミーの著者レオ=レオニさんの本は「じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオンのはなし」や「あおくんときいろちゃん」もいいですね。絵本選びは心が豊かになりますね。こういう気持ちを、しかし、どこで忘れてしまったんだろう?でもみんなの引き出しにきっとまだ眠ってますよね?たまにはそれ、出してみるといいと思いますよ。