IVY 〜アイビー〜/桃井はるこ 購入!

IVY 〜アイビー〜/桃井はるこ、購入しました!
毎度おなじみとらのあな秋葉原店Bにて。
特典で下敷きとシリアル入りポストカードがつくのよ♪

ほら、いいでしょー!そっこーでとらのあなへ買いにGo!だよー。
んも、下敷きのモモーイの笑顔、かわいいかわいい!萌える!くぅーんくーん。
ぜえぜえ。
さて、昨夜一聴しての感想など。
まずね、思うのが、桃井はるこってほんっとーに自由、内心の自由を守ることに、強い、ほんとにつっよいこだわりを持ってる人だなって思う。それは彼女自身の幼少期や学生時代の生き辛さから、きっと来ている。
自分が好きなのを貶められることなく、好きなものは好きと言えること。それが他人から恥ずかしいと思われるような、笑われるような、幼稚と思われるようなことでも、堂々と自分の内心の自由に従って好きだ!と言えること。
彼女が学生時代に、自分の内心の自由にしたがって生きることを気づかされた場、それがパソコン通信のフォーラムであったりインターネットであった。
そのインターネットの場が、今ツタにからまって不自由な空間になっている?それを悲しみ、もっとみんな自由になろう!という気持ちから書かれた表題曲、1曲目 IVY〜アイビー〜。

IVY! 一歩ずつ IVY! 少しずつ
新しい時代が腕にからみつき
IVY! 振り返れば IVY! 暗い場所で
ひそかにがんじがらめになってた…ののの…
ココロは原始のまま……!

新しい時代が腕にからみつき、って言葉がドキッとさせられる。かつて夢見た未来は、すでにやってきた。夢見憧れた未来は、人をもっともっと自由にしてくれると思っていた。でもなんで、やってきた新しい時代は、人をこんなに不自由にしてるの?
空を飛ぶ車もない、駅員ロボットもいない、でも確かに夢みたいな未来は確かに来てる。ありえないほど高いタワーが建てられているし、宇宙探査機は小惑星まで行って帰ってきた。なのになんで???
まだ答えは出ないけど、でもやってきた新しい時代の新しいルール、新しい環境にココロは苦しんでいるけど、でもかつて夢見た未来をもっと素直に感じて、もっと自由に未来を感じよう!
そんなメッセージがこめられているように思いました。
2曲目のKiss! Kiss! Kiss! これはほんとにかわいい曲。エッチでかわいい曲かな。エッチでかわいいってこれは誉め言葉ですよ。これこそ萌えに女の子のナマの感情を持ち込む、桃井はるこの真骨頂な曲ですよね。ところでこの歌詞の中で出てくるネックレスは、このあとのあの曲のネックレスとつながりがあるのかな…
で。この後のあの曲ってのは6曲目のThe Wall 〜越えられない壁〜。
この曲、今回のアルバムで一番好きだなー。こういう歌い方の桃井曲もいいな。これ聴いた瞬間、前作のアルバムの表題曲「へんじがない、ただのしつれんのようだ」のアンサーソングかな、って思ったんです。ていうかこの曲のアンサーソングが、へんじかな?順番が変ですけど。この曲を聴いたあとにへんじを聴けばエア失恋ができることウケアイですな。
ところで、2曲目のKiss! Kiss! Kiss!のネックレスとここで彼が海に投げてしまうネックレスにはつながりがあるのかなあ…妄想してみよう。
あと、この歌詞で出てくる「神社で願いをかけたのに」の神社って、どこの神社かな。神田明神鷲宮神社?w
7曲目の永遠のオルスバン 80'sのアイドルソングっぽい曲調。ここらへん桃井さんの専門分野だから、すごい趣味的な曲ですね。でも歌詞は失恋してひきこもっちゃった女の子?の話。

永遠のお留守番 外に出ないで
この部屋で生きていくだけ
永遠のお留守番 動画など見て
ああ ぼんやりするの

そのあとに

永遠のお留守番 過去にしばられ
ああ ため息つくの

とも。こういう歌詞をいま、真の意味で書けるのは桃井はるこだけだろうなあ。
動画など見て、過去にしばられ、ってところがポイントな気が。動画ってアップロードされたらもう過去のものだもんね。
桃井はるこがニコ生とかライブとか、現地へ行くことにこだわるのってなるべく現在から未来を見たいからなのかもしれないな。少なくとも過去よりも現在のほうが未来に近いから(当たり前だけど)。
ひとまず、一聴して言及したかったことは書いた。また聴きこんで、いろいろ書くかも。
今回のアルバム聴いて、今回のアルバムが自分のレーベルから出す2枚目のアルバムなんだけど、たぶん桃井はるこが自分のアキハバラブレコーズでやろうとしているのは、同時代を切り取った曲をCDに残していこうとしているんだ、と確信しました。だからある意味ネタ臭がする曲があったりするんだけど、でも彼女にとっては全部ガチなんだと思います。
これからも貪欲に楽曲を作成して、桃井はるこの見る現在と未来を聴かせて欲しいと思います。

IVY~アイビー~

IVY~アイビー~

へんじがない、ただのしつれんのようだ。

へんじがない、ただのしつれんのようだ。