生きてるだけでいい、生きているだけでいいのさ
ここのところずっと
部屋から出ないでいるんだ退屈とは思わない
自分遊びは あぁ 楽しいよ大好きな君と おしゃべりするのも
目を閉じるだけで あぁ 出来るから生きてるだけでいい
生きてるだけでいい いいんだよ
生きてるだけでいい いい
ぼくは早く それに気がついただけさ
何をしたってしなくたって 日々は続いてゆく
生きているだけでいいのさ 生きているだけで素晴らしい
心と空気を震わす 音楽が聞こえるか
リズムをとってメロディーを浴びる 僕は確かに生きてる
水面を移動しながら 音楽を聴く
いつでも何かをしている いるでも誰かが寝ている
時計を眺めるだけでもいいね
爪を見続けていたら2分たった
雪の中に咲く桜のように なにかに祈りたいのさM.R.F/真心ブラザーズ
むそーの好きなアーティスト二人が、「生きてるだけでいい」と歌っていて。桃井はるこの「Life is free」を聴いたとき、最初はニートの歌か、と思い、次に真心ブラザーズのM.R.Fを思い出した。
生きているだけでいい、生きているだけで素晴らしいことに気がついた二人のアーティスト。
Life is freeで桃井はるこはこの後「絶対にしなきゃいけないことなど この世界にはない あぁ ないんだ」と歌い、YO-KINGは「選んでいてはダメ 心は体のリズムのしもべさ」と歌う。Life is freeの中にはYO-KINGが実践するポジティブ脱力の思想が流れている気がする。
おもむくがままに自由に。生きてるだけでいい、と言えるのはポジティブにしか、オタクにしか生きられないから言えることではないだろうか。この思想は生きているだけではいけないんだ!という思想の持ち主には届かない。自分の外側に生きるモデルがある人には、届かない思想なのだ。
自分の中に生きるモデルがあって、生きているだけでいい塩梅になってしまうからこそ、「生きてるだけでいい」と言えてしまうのだ。自分遊びや、脳内で好きな君と会話できること、それだけで満たされること。リズムをとってメロディーを浴び、リズムに体を従わせて行動することを楽しめること。
気持ちいいほうに、心地いいほうに。自然とそう向かうならば「生きているだけで素晴らしい」。そう「ぼくは早く それに気がついただけ」なのだ。こんなにうれしいことはない!よね!YO-KINGと桃井はるこがつながった気がして、この二つの曲に流れる思想が見えて、うれしいのです。
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