朝日新聞

で、「カラシニコフ」の第2部の連載が始まってうれしい。この連載、面白かったのだ。面白かった、ではすまない話だけれども。この銃が共産圏で大量にライセンス生産され、世界各国のゲリラや反政府軍や犯罪組織に渡って、たくさんの人を殺している。たくさんの人を殺人者にもしている。
カラシニコフがこんなにも広まったのはその扱いやすさ、壊れにくさからだ。カラシニコフは子供にも扱えるほど、単純で壊れない銃なのだ。第1部の連載のときに読んだ、少女民兵の話が忘れられない。