常総学院高校

優勝おめでとう!常総はうちからずいぶん離れたところにある学校なので、「地元の学校」って感じはないけど、それでも自分の県の代表が優勝するのはうれしい。
なにより決勝戦。選手たちがニコニコうれしそーに試合してたのがよかった。うれしいよね、楽しいよね、決勝まで来れて。野球を続けられて。川原泉の「甲子園の空に笑え!」を思い出してしまった。木内監督の心も、お坊様のように澄み切っていただろうか?
むそーは子供の頃から甲子園って大好きです。特に夏の甲子園は。県大会、甲子園のトーナメント表を新聞から切り抜いて、毎日結果を書き付けていくのは、毎夏の楽しみでした。甲子園には純粋な夢が存在すると思うんです。少なくとも見る側にそう感じさせてくれる。甲子園に行きたい、最高の舞台で野球がしたい、勝ち進んで優勝したい。そのpureness。純粋さ、一生懸命さ、夢。そういうものを100%、そのままのかたちで発露できる場所。野球少年の夢が舞う箱庭。それゆえに甲子園は「聖地」なのだと思う。賢しさと狡さと要領の良さ。損得勘定と本音建前で動いているこの世の中で、私たちは甲子園という聖地が、高校球児たちの見せてくれるひたむきさが教えてくれるものを、まだ信じていいんだよね?その価値をまだ信じていいんだよね?