買っちゃった。

買っちゃいました。機動戦士ガンダム劇場版メモリアルボックス。オリジナル音声版とあれば買わないわけにはいかないでしょう。
最近テレビで芸人がガンダムの話したり、シャア専用携帯なんてのが出たり、自衛隊がモビルスーツを開発するなんてニュースがあったり…ガンダム世代の人間が、社会に影響与える時代になってきましたけど…でも、なんかあんましうれしくないんですよね。ガンダムっていい意味で若気の至りだと思うんですよ。それは監督の富野氏や安彦さん大河原さんらスタッフにとってもね。若気の至りを糧により厚みを増して大人になっていくのなら、それは素敵だなと思うんですけど、いまの風潮はガンダムという免罪符によって子供返りしているような感じがして。
それを許すようなバンダイのプロモーションにも、ちょっと嫌気が差します。シャアのバスローブなんていらねーよ!って話ですよ。大人がガンダム見てもいいんですよ、なんて空気を醸成しなくていいんですよ、バンダイは。ガンダムなんて所詮ロボットアニメなんです。嗜好の偏ったオタクが見るものですよ。もちろんガンダムという作品に魅力はあって、ドラマとか深いテーマとか、得るものも大きいですよ。ただ、そんな偉いもんでもないですし、見なくたってかまわないもんです。もうそんなにガンダムで商売しなくてもいいんじゃないかな。もう30年近く前の作品ですから、バンダイもこれを最後にガンダムで儲けるのをやめて、新しいマスターピースを作るためにがんばってほしいものです。