恋するフォーチュンクッキー
【MV】恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式] - YouTube
昨年の紅白で見てから恋するフォーチュンクッキーが脳内ヘビロテになってます。
これを聴くとやっぱりモーニング娘。のLOVEマシーンを思い出しますね。どちらも80'sディスコ調の曲だし。
でもLOVEマシーンにはいろいろと画期性があったけど、恋するフォーチュンクッキーには画期性は求められていないなあと思いますね。ここらへんがつんく♂さんと、秋元康さんの作家性の違いなんでしょう。つんく♂さんは尖ったもの、毒々しいもの、変なもの、個性的なものを出してくる。秋元康さんはみんなが気持ちいいと思うものを捕まえてパッケージにして出すのがうまいと思います。
未来は
そんな悪くないよ
Hey! Hey! Hey!
ツキを呼ぶには
笑顔を見せること
「そんな悪くないよ」という気休め。「笑顔を見せること」という誰にでもできるよさそうなこと。
人生捨てたもんじゃないよ
あっと驚く奇跡が起きる
あなたとどこかで愛し合える予感
この具体性のない励まし(笑)
いや、バカにしてるわけじゃないんですよ。こういう当り障りのない、誰にでも心地いい歌詞はなかなか書けるもんじゃない。表現するってことはどこかやはり尖ったもの、自分らしい個性を出したくなりますが、それを一切出さずにこんな「空気」みたいな歌詞を書ける。こういう空気を作ることほど、実は難しいことは無いんじゃないかなあと思います。