そもそも地デジってなんだろ・・・

と思って、いろいろ調べたら面白かったので記録的に書いておく。
そもそも電波とは何か。電波で放送をするとはどういうことか。
それには無線通信とは何かってことから知る必要がある。無線通信とは電波に情報を乗せて発信し、それを受信して情報を得るということ。
電波に情報を乗せるとはどういうことか。電波、つまり信号は波形で表される。
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こちらが非常に参考になりました。信号は振幅と周期と位相で表される。
振幅の幅を変化させてその変化の幅の違いで情報を表すのが振幅変調(AM)AMラジオのAMです。
周期の長短を変化させてその変化の幅の違いで情報を表すのが周波数変調(FM)FMラジオのFMですね。
さらに位相変調というものがあります。位相についてわかりやすかったのが…
位相って何? - 科学 - 教えて!goo
こちらの教えてgooの回答。
位相とは上側の波と下側の波の違い方によって情報を表します。位相の違いは角度で表される。上側の波と下側の波の形が同じだったら位相は0。ずれていたらそのずれ具合どのくらいか、ということで情報を表すのが位相変調です。
地上デジタルテレビ放送は、基本はこのPSKという位相変調によって情報を表しています。さらに位相の違いをより細かい角度で区切って違いを検出するようにすればより複雑な変調ができて多くの情報を信号(=電波)に乗せることができるようになり、そのように発展したのがQPSKという以前のPDC携帯電話(movaとか)、PHSやCSデジタル放送に使われている。地上デジタル放送はさらにそれの発展形のDQPSKという方式が使われています。
地上デジタルテレビ放送 - Wikipedia
こうしてみると、単純な振幅変調、周波数変調から、発展して位相変調にと、一つの信号(=電波)により多くの情報を乗せられるように、無線通信は進化してきたわけです。
地上デジタル放送はテレビ放送のほかにも字幕放送やデータ放送ができたりと、様々な情報が放送できるのも、こうした変調方式の進化によるものなのだなあ、と思います。
変調方式 - Wikipedia
変調方式のいろいろ。