ガンダムa.k.a.神を見てきた

お台場のガンダムを見てきました。感想としては「リアルな小ささだなあ」ということと「リアルとノンリアルの壁って意外に低い」ということ。特に後者はリアルに感じさせてくれる、このプロジェクトに感謝です。
しかしこれはリアルGUNDAM FIX(書籍です。GUNDAM FIX FIGURATIONではない)ですねー。それこそ、ガンダムが積み重ねてきた「リアリティ」とガンダムファンの想像力が現出させたプロジェクトでしょう。もう、このままガンダムがお台場・潮風公園にあり続けてもぜんぜん不思議じゃない。
潮風公園に歩いていくと、これがよくできていて森があってちょうど見えないようになっている。
突き当たって曲がってまだかな、まだかなと歩いていくと…

見えてくる。

見えてくる!

見えたー!背中ー!
ここもうまい。最初にまず背中が見える!正面を見たい、という気持ちを駆り立てられる。

回り込んで…
正面には…

写真撮ったり見上げたりする人、人、人たち!
ほんとにすごいたくさんの人がいました。それこそガンダムファンだけでなく老若男女。仏教のことはよく知らないけど大仏を拝む人たちのように、ガンダムのアニメのことはよく知らないけどガンダムを拝む人たち。ガンダムはもはや偶像崇拝の対象になったかのようです。



このたたずまい。ガンダムというアニメキャラクターでありモビルスーツという兵器であり、神仏にも似た雰囲気を醸す。

鳥も止まる。なんだろう、兵器なのにピースフル。

ガンダムの股下をタッチアンドスルー。「ガンダムの股くぐりをすると幸せが訪れる」とかのホラを吹いても全然ありな勢い。


大仏a.k.aガンダムを触る人たち。すでにご利益が笑顔に現れている。うんうん、やっぱ覗き込みたいよね。

ガンダムよ!民草の願いを天に届けておくれ!胸からミストを噴出して天を仰ぐガンダム。

ガンダムを見ながら出店の食べ物をテーブルにて楽しむ民草。


ガンダムを詣でる人たち。ガンダムは兵器であって兵器ではない。平和の象徴なのかもしれないのだ。

潮風公園の展望台から、ずっとガンダムを眺める…おそらくガンダムファンの第一世代とおぼしき人たち。ほんとにずっと見つめ続けていて、その感慨深げなたたずまいに、ガンダムへの愛を感じずに入られませんでした。
今日にはもう解体が始まるガンダム。神戸・新長田ではいま、鉄人28号を作っているんですよね。
KOBE鉄人PROJECT(神戸鉄人プロジェクト)鉄人28号&横山光輝三国志
なんかガンダムも鉄人も、アニメキャラクターを超えて、新しい時代の神・仏であるような気がします。それはとても平和な宗教の神であり、そんな神をいただく神の国・日本は素晴らしい国だな、と思いました。
今回のお気に入り写真




ほんとはもっと細かいディテールの写真も含めて100枚以上写真撮ってきたみたいだよ!むそーはほんとにガンダムバカだね!