あ、昨日

スカパーを解約した。スカイパーフェクTV。テレビを見る時間がなくなったのだ。興味もなくなったし。ネットとラジオと新聞と本、これがあれば用が足りるな。
最近、テレビは相当に貧弱なメディアだと思うようになった。制約が多すぎるのだ。時間と空間の制約。全て可視化しなければならないという制約。映像は見てすぐ分かる、分かりやすいメディアだが、人間の想像力に頼らないメディアは自由度が少ないのだ。「ご想像におまかせ」できないメディアは想像してニヤニヤすることができない。結局おもしろいことは想像してニヤニヤする人間の頭んなかにある気がする。連想しうるだけの引き出しを、ニヤニヤのライブラリを多く持つことで、人は無限に想像してニヤニヤできる。それを養う力を制約のあるメディア、テレビは担えない。
つまり簡単には伝わらないメディアのほうが、努力して読み取る必要のあるメディアのほうが、想像力を養えるのだから、むそーの生活にテレビが入り込む余地がなくなるのは当然のことなのだ。逆に努力して読み取る必要のあるコンテンツがあれば、まだまだテレビだっておもしろい、となるのであるが…と思ってみる。