散歩、4歩。

暇なのでなにげなく歩いて出かける。「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」のpodcastのダウンロードが重かったのがずいぶん改善されたので、podcastをひたすら聴きながら歩き続ける。早稲田を通り抜けていく。古本屋とラーメン屋と定食屋がたくさんある。戦前のものとおぼしき古い家もある。神楽坂に着くと、小粋な料理屋さんや高級スーパーやら神社やら。街の掲示板には「花柳界入門」なんてポスターもある。ずっと歩いて飯田橋まで歩く。飯田橋から電車に乗る。駅から線路を見ると、上り坂になっていて、結構な勾配を電車が上がってくる。
なにげなく秋葉原。最近またプレステ(3でも2でもなく1)をやり始めたので、古いゲームが何本かほしくなる。PS初期の傑作アクションゲーム…ジャンピングフラッシュやクラッシュバンディクーがやりたいのだが見つからない。サルゲッチュもない。あれ、サルゲッチュはPS2からだっけ?パラッパラッパーがあったのでやりたくなるが、中古で1000円ちょっとする。そこまで出してほしいものでもない。みんなのゴルフが100円だったので購入。RIDGE RACER TYPE 4も189円なので購入。いまニンテンドーDSファイナルファンタジー4をやってるのだが、ボス戦の攻略が知りたかったのでスーファミ時代の攻略本を購入。300円。
買ったのは秋葉原のレトロゲーム専門店、スーパーポテト。

たぶんファミコンブーム当時には生まれていなかったような若者とかカップルとかが、ファミコンソフトを真剣に選んでいて、めちゃ混んでいる。ここに来ると「日本のゲーム資産は偉大だなあ」と感嘆する。いったい、ファミコン、スーファミ、プレステ、サターンそのた諸々…どれほどのゲームが作られたのだろうか。そしてまだこうして蓄積されて販売されている。当時を知らない若者やカップルがファミコンソフトを買っているのだ。いまの中高生が松田聖子小泉今日子を聴くようなものだろうか。ゲームはハードの性能に依存するかと思いきや、チープなファミコンのグラフィック/サウンドでも、ゲームの本質的な面白さは人を惹きつけるようだ。素敵なことである。
ソフトと攻略本を買って、秋葉原の裏通りをうろうろ。したら、自動販売機にこんなジュースを見つけた。

暴君ハバネロのスープ(あったか〜い)である。サントリー東ハトのコラボ商品である。最近暴君ハバネロが好きだ。もっと辛いかと思いきや、いい感じにホットになる辛さである。なかなかぽかぽかになっておいしいスープでした。
帰りはなにげなく後楽園まで歩いて帰る。というか歩いていたら後楽園に着いてしまった、という感じだ。ラクーアにムーミンのベーカリーカフェがあった。お店のなかにムーミンやフローレンがいる。いいなあ、行ってみたい。むそーはムーミンも好きです。

帰りにコンビニでビールと晩ご飯と大魔王ジョロキアを買って帰った。いまビール飲みつつ、ジョロキアを食べている、ひーひー言ってビールを飲む。これがいいのである。