NHK不祥事について

NHKの不祥事が相次いでいることについて、それは当然法の処罰を受けるべきと思う。我々から税金や受信料を預かって取材活動を行っている者が、取材で得た情報でインサイダー取引をしていた、というのは国民、視聴者への裏切りであるのは当然である。
でもいつも思うのだが…
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抗議する気持ちは分かる。しかし、抗議しやすいところへ抗議が集中しているきらいがあるのではないか？特に我々に身近なNHK、受信料を払ってやっている、税金を使われている、身近な存在だから抗議しやすいし、単なるクレーム好きの吐け口になっているような気がするのは自分だけか？
もちろん今回の事件でNHKに非があることは確かだろう。しかしこれほどまでにNHKだけが社会的制裁（視聴者様からの抗議）を集中的に受ける理由があるだろうか？不祥事が相次いでいるから？受信料と税金の上にあぐらをかいているから？しかし同様のインサイダー取引という不正でいったらあまた「不祥事」は存在するし、NHKだけが集中的に制裁され、こうして報道され、社会的制裁を煽ってまわる理由があるだろうか？
陰湿な社会的制裁より、明確な法の処罰、陳謝ではなく明確なコンプライアンスの確立を冷静に待てばよいと思う。コンプライアンスの問題は、不祥事が発生した「有事」の時より、それらが発生していない「平時」の時にきちんと遵守できるかの方が、より重要と思うがどうか？