MINAMI WHEEL 2006 2日目

さて2日目です。
心斎橋(つーか四つ橋線で出たので四つ橋ですね)出てからアメリカ村パルコ2の4F「ミュージカルチャー大阪」でバッジ貰おうとしたけど、買い物した人しか貰えないみたい。買いたいよさげなTシャツもあったけど、このあとRADWIMPSだしなあ、荷物になるしなあ、コインロッカー確保とかもめんどいしなあ、と思ってスルー。そのあと適当にぶらぶらBIGSTEPまで来たら!すでになんがぁ〜い行列!どう見てもみんなRADWIMPS目当てです。ほんとうにありがとうございました、って感じ。でもここまで来て諦めるわけにもいかんので、やっちぉ先生に「おれは…並ぶよ!」と決意の別れ。
待つ事1時間ちょい、かな?BIGCAT入れるどーかドキドキだったけど、なんとか入れた。真ん中少し後ろらへんを確保。っていうか普通にその前にやる「RISINGTONES」さんに失礼やよねえ。
RISINGTONES」はなんというか、ボサノヴァぽいスカで、なかなかいいα波を出してました。おかげで眠くなった(たぶん昨日の寝不足のせいもあると思われる・笑)。立ちながら寝ててたまにガクッ!てなるから前の女の子びびらせてしまった。ごめんなさい。
で、「RADWIMPS」です。今回はちゃんとセットリスト書きます。

  1. 4645
  2. イー・ディー・ピー〜飛んで火にいる夏の虫
  3. 俺色スカイ
  4. 有心論
  5. ジェニファー山田久美子さん(って言ってた・笑)
  6. ララバイ
  7. なんちって

ちなみに今回のなんちってのセリフんとこは「阪神って今何ゲーム差?2ゲーム?3ゲーム?…」でした!
とにかく飛んだ飛んだ!特に最後のララバイでラストと思わせといてからの「なんちって」はもう爆発しちゃいました。史上最高のジャンプをかましたかもしんない。とにかく楽しかったです。ちなみに洋二郎の投げたペットボトルにちょっとだけ触りました(*^^*)でも取れんかったよー。
その後は歩きながらポカリ500ml一気飲みしつつ「榎本くるみ」を見にuangidani sunsuiへ。榎本くるみが何者か知らんけど、なんでもSPARTA LOCALSと共演したことがあるとかで、それだけを頼りに見てみた。その前にやっちぉさんと合流。近くのセブイレで小腹を満たしていざ榎本くるみ
榎本くるみは伸びやかな声のある女性ボーカリストでなかなかよかった。特に「心の形」って曲の詞良かったな。誰かを支えるために自分が強くなりたい、そんな内容に、うん、共感。
榎本くるみを見終わった後は飯でも食おうかってことでアメ村へ戻り大阪王将でピリ辛麻婆丼と餃子とから揚げ食った。餃子はめっちゃうまかった〜!ビールも頼んだけど生中1杯がナカナカ飲み干せない。体力が落ちている。疲労が蓄積している。何より…眠い(−−;というわけで飯食った後はカラオケに。歌いに、じゃなくて、寝に。
カラオケ1時間はほんと記憶にない。ドリンクも頼まずカラオケの機械の音量もゼロにして爆睡。延長しますか?の電話がかかってきたらしいけど、やっちぉさんが出てくれたらしい。夢の中でなんか電話の音が鳴ってるような気はしてたけどね(笑)。やっちぉさんごめんなさい(^^;
カラオケを出た後は、まさにそのカラオケ屋の真下にあるライブハウスSUNHALLへ。「ジン」を見に行きました。半端な睡眠だったけど身体の疲れは若干取れてて、これなら暴れられそうな感じ。
ジンは最初から飛ばしてくれて「雷音」「創の手」をぶちかましてくれてこっちもアガるアガる!とにかくこの人のノドはすごい!この声、ノドはほんと授かりもんだと思う。あとはこの「漲り感」?みたいな。嘘つかない、半端しない、ある意味客を殺しにかかってくるような、だからこっちもいつでも刀抜けるようにしとかないと殺されるっていうか。ツバゼリあったときにきっとニヤっとするな、ジンのボーカル…って名前「ひぃたん」かよ!ギャップあんなあ。でも、えらいよかったです。また見てみてみたいかな。
さてそのあとはBIGCATに「bird」を見に。一気にクールダウン。スローな感じで締めくくろうかと。birdはパーカッション、ギターの3人編成でお目見え。「足もくたくたでしょうからゆっくり見てってください」と余裕のMC。
それにしてもbirdはやっぱええね。素でこのポテンシャル。BIGCATくらいの空間、あっというまに支配して雰囲気作れる。その雰囲気に漂い、ただ酔いながら、ふっと「ええもん見てるなぁ…」と一人感慨。初めての人向けのセットリストってこともあるだろうけど、ヒット曲も多かったし、新しく出たアルバムからも何曲か。新しいアルバムの曲は、人間というメカニズムは自然のものであって、呼吸も血の巡りもすべて、人それぞれのリズム…音楽なんだ、みたいな思想に貫かれてて、すごい共感できた。すごい優しくて気持ちよくて、フローでスローで…ああ、音楽に身体が揺れるのも、気持ちが弾むのも、人と人とのリズムの共鳴なんだろなー、なんてことを思い、それが楽しくてずっと揺れてました。音楽って楽器鳴らすとか歌うとかだけじゃなしに、自分が生きているリズムのことなのかも。その表現としてギターの弦を弾いたり、パーカッションを叩いたり、ノドを震わせて歌ったりする。それはもう、連続してることなんだと。この世に生まれ、オギャーと泣いたときからのね。うん、なんか語ってるな。でもなんか深く、でも自然にこんなことを考えさせられるLIVEでした。
birdを見た後はなんばHatchへ移動。MINAMI WHEEL EXTRA「High-UNDERGROUND」を見。しかし2階席に座ったとたん猛烈な眠気が。やっぱ2日間の疲労が蓄積してるねえ。FM802のDJのアナウンスで目当てのひとつだった曽我部恵一バンドがサクラメリーメンと入れ替えで1;45からになるとのこと。この時点で二人とも今日も朝まで行かずに適当に帰ろっか、な打ち合わせに。むそーは広沢タダシが終わるまで爆睡こいて、そのあとのPERIDOTSを見るために1階へ降りました。
PERIDOTSはユニット名なんだけど、演奏はアコギ1本&ノド1つな編成。高橋孝樹のハイトーンかつ切ないヴォイスがこのバカでかいなんばHatchをもLOCKします。もうこの人の魅力はなんつーても声。この人の艶と空気のある声はどんな雰囲気も一瞬で変え、支配する力がある。そこへ落としていく言葉たちの切なさ。そして淡すぎる希望。以前渋谷ClUB QUATROで見たときからファンになり、昨日は最前、かぶりつきで見させていただきました。毎度心が洗われます。でも洗われるというか、自分の心の垢を見つめて持ち帰る、そんな感覚があるかな。新曲を楽しみにしたいです。
例のごとくタクシーでやっちぉさんちへ帰り、スペシャでPOLYSICSのハヤシの新番組「NEU!」を少し見たあと就寝、でした。
今日はそんなかぶりつきで見るものもないかもなので、適当にいろいろ見てきまーす。ヨ。