今日の出来事

仕事は今日はいろんな人にいろんな頼まれごとをして、本業がはかどらない日であった。自分は今の部署の責任者という立場なんだけど、やっぱり周りからそう扱われているんだな、と思って。

今までそういう責任ある立場に立ったことがないので、なんだかまだ良くわかっていない感じだ。

長年JCBのアルバラというカードを使ってきた。そこで20万くらいリボ払いの残金が溜まっていたのだが、今月一括精算した。今後はその月使った分払っていく形にしたい。

結婚に向けて抱えてきた借金をチャラにしたいと思ってきたがようやくそれが整ったというところだ。これからは無駄遣いをせずに貯金をどんどんしなければならない。そういうことを考えずに来たので、うまくやれるか分からないけれど、やるしかないのだ。

今日はその長年の残金を精算したのを確認したので、ちょっといい気分になった。

家に帰ってきて、アニメの新番組の録画を少し見た。

クロムクロはP.A.WORKSの15周年記念アニメだが、同社の作風である青春モノとは異なり、学園ロボットアニメだという。どうなることやらと思っていたが、マジンガーZガンダムエヴァンゲリオン系譜を引く正統派ロボットアニメの臭いを感じ画面に釘付けにされたので見る価値はありそうだ。

甲鉄城のカバネリは、進撃の巨人の監督荒木哲郎氏のオリジナルアニメーションだ。情報の絵的にもお話的にも、情報の詰め込み具合がちょうどいい。この吐きそうになるギリギリまで情報を詰め込まれる、しかしギリギリ吐きはしない感じ。あるいはターキーにスタッフィングをみっしりと詰め込む感じ。これは富野アニメで感じることであり。荒木哲郎氏はGレコに参加して、この感覚を学んであろうかなんて単順な感想を持った。

大河内一楼氏の脚本もいい。この人は「業」についての深い物語を書かせるとすごくいいお話を書くと感じている。美樹本晴彦氏のキャラクターデザインも、こんな今時のデザインをあげてくるとは、美樹本氏もまだまだお若い、と感じた。富野由悠季的に言えば「マンコを舐めたくなるキャラ」が揃ってる感じだ。

今日の出来事

むかし「今日の出来事」というタイトルでブログを書いていました。

むそーの好きなアーティスト、YO-KINGの「出来事」という曲から影響を受けてのことでした。また、久しぶりに「今日の出来事」というタイトルでブログを再開してみたいと思います。またいつまで続くか分からないけれど。(笑)

 

今日は以前からいやだなあと避け続けていた仕事を、ついにやりきらなくちゃいけない日で、精神的に辛かったです。むそーは自分に自信がなくて、自己評価が低い人間なので、自分が他人に意見を言うということがすごく苦手なんです。自分からはあまり発言しない。

むかしいじめられてきた人間なので「むそーのくせに何を言う」と言われるのが怖くて、ならば何もしない、何も言わない、期待させず早くみんなにがっかりして欲しい、そうやって生きてきてしまったのです。

だから今回の仕事は、いろんな人に仕事のやり方を変えてもらうお願いをすることなので本当に辛かった。

でも、これは自分1人で決めたことではなくて、同じ部署の仲間と上司とミーティングをして決めて、マニュアルも自分で作成したものをみんなに見てもらって、これでいいよ、と言ってもらったものなので、勇気を出さなければと思いました。

もういい歳のおっさんのくせに、自分自身にも、自分の仕事にも自信が未だ持てなくて情けない限り。でも、自分はそういう責任者という立場でキャリアを積んで仕事をするというのを避けてきてしまったので、今からやり直すしかないのです。

それをさせてくれる、こんな人間を雇ってくれたいまの会社には、ほんとうに感謝しています。少しずつだけれどできることをやっていけるようにしたいな。

話はガラリと変わるのだけど、仕事の帰りに本屋さんに寄って漫画を買いました。

 

江川と西本 1 (ビッグコミックス)

江川と西本 1 (ビッグコミックス)

 
江川と西本 2 (ビッグコミックス)

江川と西本 2 (ビッグコミックス)

 

 江川と西本、という漫画。40代以上のプロ野球に興味のある人ならわかると思いますが、あの読売巨人軍の投手、江川卓西本聖の2人を主人公にした漫画です。2巻まではどちらかというと西本聖の視点から書かれているかな。西本聖はいかにして”雑草”となったか、が描かれている。一方の怪物・江川卓も巨人入りまでの間も一直線に行きそうで一筋縄ではいかない人生を送る。

あの「江川と西本」の時代を知っているプロ野球ファンなら、楽しめる漫画だと思いました。

漫画を読みながら帰ってきて、最寄り駅の近くで晩ごはんを食べ、いつもならそこからバスに乗るのですが、今日はモヤモヤとした頭を冷ましたくて歩いて帰りました。コンビニで缶チューハイを買い歩き飲みしながら、彼女さんに電話をして仕事の愚痴をこぼし慰めてもらいました。

自分は恵まれているんだ、きっと。それを信じなくちゃだめだ。そんなことを思いながら、三分咲きの桜をうっすらと街頭が照らす道を歩いて帰りました。

「まだ誰の手垢もついていないもの」を探して

むかしむかし「ときめきメモリアル」というゲームがありました。それにすごい興味があったけれど、ぼくは当時すごい照れ屋の恥ずかしがり屋だったので、女の子にモテるゲームなんてとてもできなかった。

ときメモブームが起きると世の中そんなゲームばかりになり、だんだん自分も慣らされて女の子にモテるゲームがやりたくなるんだけど、すでにみんながやりまくってて手垢のつきまくった「ときめきメモリアル」はやりたくなかった。

その時、自分が毎週購読していたセガサターンの雑誌企画で登場したのがセンチメンタルグラフィティだ。まっさらの誰の手垢もついてないこのゲームの女の子たちに僕は飛びついて大ファンになった。読者企画に応募もしたし、画集も買ったし、ラジオも聴いた、アニメも見たしVHS(!)も全巻揃えた。…ゲームをやりこんだかは覚えていないが(何も聞かないでくれ)。

去年、ぼくはWake Up,Girlsというアイドルアニメの大ファンになり夢中になった。アニメも繰り返し見たしファンイベントも行った。感想や考察のツイートも山のようにつぶやいた。

Wake Up,Girlsをなぜ好きになったかと言えば、それはアニメのストーリーの出来の良さ、声優とアニメのアイドルの名前や生年月日を同じにするという虚実混交の仕掛けなどあげることはできるが、きっとそれはあとから出てきた理屈だと思う。

いちばんの理由は「まだ誰の手垢もついてなかったから」。センチメンタル・グラフィティのときと同じだ。

アイドルアニメといえば絶大な人気とたくさんのファンを擁しているのがアイドルマスターだ。テレビアニメ、劇場版、そしてライブの成功で、アイドルマスターはもうすでにたくさんの人に愛されていた。自分もアイマスは好きだったし、天海春香ちゃんかわいいなあと春香ファンを自認もしていたけれど、でもアイマスにはすでに多くの偉大なる先人がいすぎた。それじゃつまらなかったのだ。

そこへWake Up,Girlsという新しいアイドルアニメが現れた。声優はまったくの新人。監督はこの作品で再帰を期す山本寛。制作態勢は整わず作画は不安定で女の子がかわいくないと不評… 逆風であればあるほど、自分にとってWake Up,Girlsはオンリーワンの作品だと思えた。でもそれは「まだ誰の手垢もついてないものが欲しい」という気持ちを追認するだけのものだった。この気持はセンチメンタルグラフィティの時と…約20年前のあの時と変わらないものだったのだ。

自分はアイドルファンでもあり、いまは2つくらいのアイドルグループをかけもちで推していて、ときどき現場(ライブやイベントのことを現場って呼ぶ。アイドルファンならではだよね)へも行く。アイドルも、ある程度のレベルまで人気があがってファンが増えてくると、そっと去って行く古参というのがいる。彼らもまた「まだ誰の手垢もついていないものが欲しい」のだ。みんなのものになった時点で自分の役目は終わり、他の人達の手に託して、また「まだ誰の手垢もついていないもの」を探しに行く。

この気持ちはなんなんだろうなあっていつも思う。ただの食い散らかし?○○はわしが育てたって言いたいだけ?独占欲が強いってこと?なんとなく、どれでもない気がしている。けれど明確な答えはまだ自分の中で出ていない。

スクールガールストライカーズにとてもハマっているという話

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スクエニスマホ向けRPG スクールガールストライカーズです。最近はまっています。

スクールガールストライカーズ 【スクスト】 | SQUARE ENIX

スマホ・ゲームはモバマスアイドルマスターシンデレラガールズ)以来あまりやってなかったんです。なんてったってなにかにつけて通信しに行く設計がひどくてうんざりで。

スクールガールストライカーズ(略称スクスト)は、通信もやたらとしないし、なによりUIのデキが比較的いいのでストレス無く遊べる。そして女の子がかわいい。

主人公たちであるスクールガールの女の子のキャラクターデザインは、小林元さん。スクウェア・エニックスでグラフィッカーをしている人で、代表作は3DSでリメイクされたサガ2、サガ3。あ、「すばらしきこのせかい」も小林元さんがキャラクターデザインなんですね。

小林元 (グラフィッカー) - Wikipedia

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小林元さんの描く女の子たちの魅力はふともも。ていうか顔も体もそうなんだけど、女子高生独特の「むっちり感」。なんかすごい小顔美少女!みたいなのはいなくて、なんというか不完全な体の美、みたいなものが感じられてとてもかわいいです。

それを元に作られた3Dキャラクターも、いわゆる3DCG美少女のクリアすぎる美しさ感みたいのがなくていい感じなのです。

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あとスクストは音楽が素晴らしくいいです。

 表題曲「フィフス・フォース~五色の閃き~」

youtu.be

この曲で初めて、とくさしけんごという作曲家を知りました。

とくさしけんご works

弦楽の旋律、ピアノの律動がとてもいいです(音楽を誉める言葉とぼしい)。

優雅で熱く、そして切ない、そしていつまでも聴いていたくなるそんな曲なのです。なんかスマホRPGだけど安っぽくない感じがするのもいい。

女の子がわさわさ出てくる、よくあるスマホゲームに見えるかもしれませんが、じつはストーリーも凝っているし、グラフィックも音楽もいいし、なかなか一筋縄では行かない魅力があります。未見の方はちょっとだけでもやってみて欲しいなあ。

このアニメが(おれのなかで)すごい!2014 part1

今年完走したアニメ&現在放送中で切る予定は無いアニメ。

数え上げてみたら33本ありました。

列挙して寸評してみたいと思います。そして最後に2014年のアニメ、ベスト3…いや5…いやベスト3を!あげてみたいと思います。逡巡するくらいには絞りづらいのです。

寸評とは言いましたが、真剣に見た作品ばかりではないので、それほど深いことは言えません。逆に真剣になって楽しんだ作品は語りすぎるかもです。全部チラ裏ですから真剣に読まないでください。

放送開始の時系列順は忘れたのであいうえお順で行きます。

1.あいまいみーー妄想カタストロフー

あいまいみーは1期も原作も大好きな作品。2期も大期待していましたが、1期のインパクトよりはちょっと落ちた気がします。

2.アオハライド

完走しましたが特に大きな印象はなかったかな。良質な恋愛ものの少女マンガ原作アニメ、という感じでした。でもこういう作品が増えて、深夜アニメに少女マンガ枠みたいのができるのはいいと思います。

3.甘城ブリリアントパーク

基本的ラノベ原作アニメは好きになる作品は少ないのですが、これはおもしろかったです。ひどい運営、経営状態の遊園地を救済するという物語で、適度なリアリティのなさがよかった。あとキャラクターもたくさん出てきた割にそれぞれキャラが立っていて作りこまれている印象を受けました。

4.一週間フレンズ。

一週間しか記憶がもたなくて「友達になってください」を毎週繰り返す、という特異な設定の物語。その特異性ゆえに最初はかなり心をつかまれたけれど、ちょっと途中ダレた。主人公の男の子が良い子すぎるのが嘘くさい感じがしてしまって。特異性で心をつかまれるもダレてしまう現象は、ちょっと「琴浦さん」に似ている気がしました。

5.うーさーのその日暮らし 覚醒編

あんまり覚えていないけど2期も変わらず楽しかったと思う(いいかげんw)。まあこの作品は宮野君でもっているから。なんの心配もありません。3期4期と、思い出したようにやってほしいな。

6.Wake Up,Girls

今年の前半はこれにつきました。1話を見た時から、これはなんだろう?おれはなにを見ているんだろう?と。前日譚である映画を見ないと話が見えないということが、自分にとってはプラスの意味でフックしました。1話ごとに1か月経過するという構成。その時間の中を生きている少女たちの関係性の変化、心の変化、成長を、行間の中に読むことを視聴者は試され、それゆえに彼女たちの表情を、言葉を注意深く観察するようになる。そうしているうちに好きになってしまう。

「アイドルとは物語である」というのが本作のテーマであるが、その物語とは、公式回答の無い、視聴者ひとりひとりが心の中に作り上げた物語である、というところに、Wake Up,Girlsのオンリーワンな魅力がある。自分だけが知っている彼女の一面、自分だけが気が付いた彼女たちの物語。そう感じさせてくれ、彼女たちを愛したくなるマジックが、本作にはあったと思う。

7.俺、ツインテールになります

これは荒川稔久さんがシリーズ構成・脚本ということで視聴した作品。荒川さん脚本は特撮等でもたくさん楽しんでいるが、アニメで言うと「パパの言うことを聞きなさい!」という大当たりを経験しているので全幅の信頼を寄せている。

本作もとっても楽しかったです。ツインテール属性の男の子がツインテールの戦士テイルレッドとなって悪と戦う。しかしその悪も百合属性だったり男の娘属性だったりメガネ属性だったりと一筋縄でいかないものばかりで…。しかしその「属性愛」とは何かという大きなテーマに最後に着地させるところはさすが。きれいに筋が通った構成と脚本というのは、やっぱり見ていて気持ちがいい。

8.ガンダム Gのレコンギスタ
現在放送中。久しぶりの冨野ガンダムということで楽しみにしていたが。いやちょっと物語がハイペースすぎて正直ついていけてない(笑)。さて、これはおれが悪いのか、それともおれ以外の何かが悪いのか?今のところ言えることは、主人公のベルリに感情移入できていないことだ。ベルリの感情、行動に共感できないままどんどんベルリは先に動いてしまって、ちょっとぽつんと取り残されてしまっている。正直ここはあきらめて、あとでゆっくり一気見しようと思っているくらいである。
MS、MAのデザインについてはとても素晴らしいと思っている。レクテン、エルフ・ブルック、アーマーザガン、宇宙用ジャハナムのデザインが好きである。

9.寄生獣 セイの格率
寄生獣の原作を読んだことがないのでそれほど期待していなかったが、思いのほか面白い。さすがに名作のアニメ化だろうか。平松禎史さんのキャラクターデザインが動くのが見れているのもうれしい。

10.グラスリップ
完走したけど正直よく分からなかった作品。良品であるとは思うが、正直どこの誰にむけての良品なのか、と感じた。作家性の強いP.A.WORKS作品の軽い暴走かな、とも感じた。自分が10代だったらもっと何か感じれたのかなあ。

11.クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
現在放送中。これはもう断然におもしろい。(いろんな意味で)魅力的な美少女キャラクターたちと、彼女たちを引き立たせるためのロボットデザインと、豪華女性声優陣が演じるアクの強いストーリー。ここ20年来のアニメ界のノウハウをこれでもかと盛り込んだ贅沢な作品である。そしてこの20年来のノウハウを視聴者にも織り込ませながら…「おまえら分かるよな?」と確認しながらねじ込んでくるのを、視聴者であるオタクたちもおのれのスキルをフル活用しながら受け入れて楽しむ共犯感。
このことの是非はともかくとして、クロスアンジュという作品に完全に身を委ねておまたおっぴろげて受け入れて楽しむことの快感が、いま止められない。
書きながらふと思ったが、この感覚はかつて味わったことがある。それは「宇宙戦艦ナデシコ」において、だった気がする。

12.残響のテロル
ナベシン監督の意欲作。とてもよかったと思う。現代性があり、哀切な感情があり、ゆえに愛があり… この作品のように現代性が強い作品はもっと増えていいと思うのだが、その受け皿たるノイタミナが縮小というのはさみしいことである。

13.シドニアの騎士
今年、もっとも映像的興奮を私たちにもたらしてくれた作品は、このシドニアの騎士であろう。そしてフル3DCGであるということが、作品の表現の必然性でもあった初めてのアニメ作品だと思う。原作も読んだが、作品全体を包む、遠すぎたり近すぎたりするコントロールできない人間同士の距離感のようなもの、温度の感じられない生々しさのようなものを描くのに、ぴったりの映像手法だったと思える。
一番感動したのは軌道変更するシドニアの内部が慣性によって壊滅してしまうシーンだ。これを見たときは、無料のテレビでこんなすごい映像が見れていいのか、これはテレビ史上に残るものすごい映像だ、と感じた。2期も当然、大いに期待する。

14.SHIROBAKO
アニメ業界アニメという、今までありそうでなかったジャンルのアニメである。アニメ業界もの、というよりテレビドラマなどでもよくある「お仕事ものドラマ」の範疇に入るものかと思われる。社会人経験のある人なら、オタクでなくてもアニメが好きでなくてもきっとSHIROBAKOを楽しめると思う。お仕事もの特有のカタルシスは一通り楽しめる、優秀なドラマである。もちろんオタクであれば、たくさん登場するアニメ業界人を、これはあの人がモデル、これはあの人、という楽しみ方もできるので2度おいしい。
個人的にはペーペーの原画・安原絵麻をめぐる回が、深く感情移入して見ていたかな。

15.神撃のバハムート GENESIS
キャラクターデザイン、総作監恩田尚之。絵がとにかく素晴らしかった。こんなクオリティの絵を、無料のテレビで見れていいのかと感動した。声優陣の演技も素晴らしく、キャラクターが生きているというのはこういうことか、といういいお手本と思う。絵と演技のクォリティが安定していれば、違和感なく完走できるのも道理、なのだ。

16.世界征服~謀略のズヴィズダー~
魅力的なキャラクター、世界観、そして魅力的な久野美咲だったが、途中でダレた。もっと荒唐無稽でスラップスティックな感じがよかったのではと思ったり。ギャグ漫画のくせにストーリー漫画をやろうとした感じがする。うーん、ちょっともう忘れたけどそんな感じでした。

17.そにアニ
ニトロプラスのイメージキャラクター、スーパーそに子のアニメ。それ以上でもそれ以下でもない。はずれの回もあったが、そに子が一人旅をする回、あれはよかった。


ああっ、疲れた!半分書いたので残りはあとにしてPart1としてあげちゃいます。
Part2は、近々たぶん書きます。よっ。

 

 

 

ハピネスチャージプリキュア! イノセント・プリフィケーション 歌詞

かたちなき愛のため
確かなこの優しさ
色あせないこの希望
かなでよう未来へ

勇気のかけらがひとつ
まだ見つからない だけどきっと…
イノセント イノセント

小さな勇気 愛の光
星のまたたき 貴きいのち
心をかさねて 響き合うメロディ

プリキュア!イノセント・プリフィケーション!

夏色キセキ=木更津キャッツアイ説

夏色キセキを見ている。
2012年のアニメだが、いまTOKYO MXで再放送しているのだ。
これ、本放送のときはノーマークで見逃してて、でもいま再放送で見ていて、なんてすばらしいアニメなんだと思っている。
夏色キセキは、静岡県・下田に住む仲良し4人の女子中学生たちのひと夏の思い出づくりを描いた物語だ。
このアニメは声優アイドルユニット、sphereの4人が声優を務める、まさに彼女らに当て書きされたようなアニメだ。
sphereの4人の人物とその関係性をモデルにしていることも奏功しているのだと思うが、とにかく4人の主人公たちのキャラクターが立っている。記号でない、ちゃんと人間らしく、ちゃんと等身大の中学生らしく描かれていて好感がもてる。お話の都合で大人にしたり子供にしたりしない、一本スジが通ったキャラクターデザインの思想が感じられてすばらしい。
この物語のキーになっているのが、この夏が4人で過ごす最後の夏休みだということ。仲良し4人のうち1人、紗季が親の仕事の都合で2学期からは転校するのだ。
4人での最後の夏休み。それを最高のものにするためにめいっぱい楽しむ4人。でもそんな最高の時間、また過ごしたいね、と思うたびに、紗季が転校していなくなることを思い出して気まずい雰囲気になる…。

この雰囲気、前にもどこかで感じたことがある。そう思った。なんだったかな。
そうだ、「木更津キャッツアイ」だ。
木更津キャッツアイは、2002年TBS系で放映されたテレビドラマ。千葉県・木更津を舞台に地元の仲間5人が木更津キャッツアイを名乗りやんちゃな日々を過ごす、そんなドラマだ。
このドラマのキーになっていたのが、主人公ぶっさんの「ガンで余命半年」という設定である。
木更津キャッツアイとしてやんちゃな危ないことをやったり草野球をやっては、マスターの店でビールをあおる日々。こんな時間がいつまでも続けばいいのに、と思うたびに、ぶっさん以外の4人の頭によぎる「ガンで余命半年」。
おおこれだ!夏色キセキ木更津キャッツアイじゃないか!
叶わない永遠を願う。楽しい時間は永遠に続かないから、いまこの瞬間が奇跡なんだということ。
手垢のついたテーマだが、よく作りこまれたキャラクターによって本当にこの奇跡というのが美しくきらめく。
夏色キセキも、そしてそれにより記憶を呼び起こされた木更津キャッツアイも、そんな事実を改めて確認させてくれた、すばらしい作品だと思います。